ウズベキスタンの働き方
ウズベキスタンの働き方
リユース業界のリーディングカンパニーとして世界を視野にミッションを掲げダイバーシティを推進するZEAL. TEAMでは、外国籍スタッフの採用を積極的に行っています。
日本と異なる文化、慣習での仕事は、実際大変なことも少なくないでしょう。今回は前回に引き続き、ウズベキスタン人スタッフに協力いただき、「ウズベキスタンの働き方」についてまとめました。
ウズベキスタンの労働時間
原則、月曜日から金曜日の午前9時から午後6時で、週40時間の労働時間です。
ウズベキスタンの雇用コンプライアンス法により、特定の職種の従業員は残業を禁じられています。時間外労働が可能な人は、2日連続で4時間を超えてはいけないなど、残業に関しては厳しいところが特徴です。
ウズベキスタンの職場環境、福利厚生
ウズベキスタンでは、健康保険や企業年金、賞与、退職金などが存在しません。
民間企業の職場では、服装は自由でルールなどもあまりありません。
ランチが提供される場合がほとんどですが、交通費は支給されません。
また平均給与は25,000円程と日本よりはるかに少ないです。
ウズベキスタンの仕事観 ~男は仕事、女は家庭?~
人口の9割以上がムスリムというイスラム大国のウズベキスタンには「女性は専業主婦でいたほうがよい」と未だ男女格差がみられる価値観が根強く残っています。しかし、実際は女性の就業人口は日本に匹敵するほどで、2016年度には、ウズベキスタンの就業人口に占める女性の割合は45.7%と日本の43.49%を上回りました。働く意欲のある女性が多い一方で、女性の職種は制限されている地域もあり、首都タシケント以外の地方部では女性の職種は教育や医療分野に集中しています。女性の職業選択の自由の幅が狭いという印象です。日本でも「家内=妻」という表現が違和感なく使われているのを見ると、まだまだ女性の社会イメージは家庭内にいきがちなところがあります。ZEAL. TEAMではそんな働く女性を後押しするプロジェクトを行っています。
TruckLady5
公式サイト
トラック運転手として活躍する女性ドライバーを応援するプロジェクトです。
実際にZEAL.TEAMのウズベキスタンが母国のアチさんに、ウズベキスタンと日本の働き方や仕事観の違いについてコメントしていただきました。
-INTERVIEW-
Q 日本とウズベキスタンの働き方で違いを感じる部分はありますか?
一つ目は時間を守るということです。日本では時間を守ることが徹底されていて遅れてくる人はほとんど見ないので、ウズベキスタンとは違うなと思います。
二つ目はビジネスマナーです。ウズベキスタンより日本のビジネスマナーは非常に詳細です。ウズベキスタンはイスラム大国なので、それ以外であまりルールというものはありません。
三つ目は日本の会社ではお客様第一主義であることです。私が日本の会社で最も好きなところはお客様第一主義をモットーに挨拶や礼儀を大切にしているところです。
Q ZEAL. TEAMで働いていて働きやすいと感じるところはどんなところですか?
裁量があるところと自由度が高いところが働きやすいと感じます。自分に任された業務を自分の裁量で行えるところがとても良いです。
ZEAL.TEAMでは多国籍人材の採用に力を入れており、ダイバーシティ推進への取り組みを進めています。これからもZEAL.TEAMは世界から注目されるグローバル企業を目指して、社内のダイバーシティインクルージョンに努めてまいります。
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