異文化紹介―タンザニア編―
異文化紹介―タンザニア編―
世界を視野にミッションを掲げるZEAL TEAMは、「ダイバーシティ」推進のもと、あらゆる国と地域から様々なスタッフが活躍しています。
それぞれの育ってきた文化や背景が異なる私たちは、お互いのことを理解し、尊重することが大切です。
そのため、様々な国についての理解を深めるべく、今回は、アフリカ最大の中古車市場を持つ『タンザニア』についてご紹介いたします。
タンザニアってどんな国?
国土: 945,000㎢ (日本の約2.5倍)
人口: 約6,100万人(日本の約2分の1)
言語: スワヒリ語(国語)、英語(公用語)
宗教: イスラム教(約40%),キリスト教(約40%),土着宗教(約20%)
タンザニアはアフリカ大陸の東海岸インド洋に面し、ケニアやウガンダなどアフリカ主要国を含める8か国と国境を接しています。
首都はドドマですが、経済の中心地はダルエスサラームです。タンザニア全土には約130の部族がいます。
赤道直下の国タンザニアの気候
タンザニアは雨季と乾季がはっきりしているサバンナ気候です。雨季は3~5月の大雨期と10~12月の小雨季があり、乾季は7~10月があります。ダルエスサラームでは年間平均気温が25.8度であり、年間通して半袖1枚でも過ごせるところが特徴です。
タンザニアは人類発祥の地?
人類が誕生したのはおよそ500万年前と言われています。1859年、タンザニアのオルドバイ渓谷でイギリス人の古人類学者リーキー夫妻が、200万年前の猿人の人骨を発見しました。その4年後には最初のヒト族とされるホモ・ハビリスがこの地で同様に発見されました。猿人と人類の両方の人骨が発見されたことにより、タンザニアは『人類発祥の地』と言われています。
タンザニアの食文化
タンザニアには約130の民族が存在し、それぞれの民族で食文化が異なります。沿岸部では米、野菜、魚、肉が一般的な食事です。それに対して内陸部では蒸しバナナやトウモロコシの粉から作ったウガリを主食として、主菜に豆、魚、肉を食べます。飲み物は穀物やフルーツベースのジュースが一般的です。インド洋に面している沿岸部ではインド文化の影響でスパイスの効いたチャイも好まれています。
今回は、拠点進出を目指しているアフリカ地域の中でも、日本からの中古車輸出台数が最も多い『タンザニア』の文化をご紹介いたしました。グローバルな事業展開を目指す企業として、今後も様々な国の理解を深め、広い視野を持つことに私たちは注力していきます。