【10月は3R推進月間】②世界のサステナブル商品

株式会社ZEAL. TEAMは、リユース業界のプロフェッショナル集団として世界規模での「持続可能な社会」を実現することを目指しています。

10月は、３Ｒ推進月間に伴い、前回のグローバルマネジメントでは世界と日本のリユースについてご紹介いたしました。

今回は、世界のサステナブル商品についてご紹介いたします。

 

・サステナブルな商品とは

そもそもサステナブルな商品とは、環境や社会への負荷を最小限に抑え、持続可能な開発を促進する商品のことを指します。これらの商品は、資源の効率的な利用、廃棄物の最小化、公正な労働条件の確保など、環境や社会の側面を考慮して設計・生産されています。

 

・サステナブル商品の基準と例

サステナブル商品の基準は様々ありますが、一般的な基準としては以下のような要素が挙げられます。

まず、環境への影響を最小限に抑えることが求められます。例えば、再生可能エネルギーの使用や二酸化炭素排出の削減を目指すなど、クリーンエネルギーの利用が基準です。また、資源の効率的な利用やリサイクルにも注力されます。サステナブル商品の例としては、オーガニック食品やフェアトレード製品、再生可能エネルギーを利用した家電製品などがあります。

 

サステナブルな日用品

オーガニックコットン製品

オーガニックコットンは、3年以上農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で育てられた綿花で、近年衣類やバッグなどに多用されています。

 

マイバッグ・マイボトル・マイカトラリー

2020年のレジ袋有料化に伴い、マイバッグ（エコバッグ）を持ち歩いているという方は少なくないでしょう。近年ではプラスチック製のストローやカップなどのカトラリーを禁止する飲食事業も増え、マイカトラリーやマイボトルも多くの通販サイトや街中で見かけるようになりました。日本では2020年におけるレジ袋有料化は、実は世界から遅れをとってしまっており、2018年時点で、世界127カ国以上でプラスチック製のレジ袋は有料化もしくは禁止されています。日本のスーパーマーケットでは量り売りコーナーやレジの周辺に無料の小分けプラスチック袋が未だございますが、それらも世界各国ではオーガニックコットンなどのサステナブル素材を用いた袋などに置き換わっています。

 

他にも、冷蔵庫や空気清浄機、生ごみ処理機などサステナブルな家電や、バイオプラスチックを使用した収納棚、リサイクルプラスチックを使用したソファなど、サステナブル素材を使った商品がどんどん流通されています。

 

これらの商品は、生産段階から環境や労働条件に配慮されており、消費者による選択が持続可能な社会の実現に貢献します。

 

・持続可能な社会に貢献する企業活動とは

持続可能な社会に貢献する企業活動は、環境への配慮や社会的な責任を果たすことを重視します。企業は、自社の製品やサービスの持続可能性を向上させるだけでなく、サプライチェーン全体の改善や地域社会への貢献活動を行っているかも一つの重要な指標となっています。例えば、環境に優しい製造プロセスの導入やSDGsへの取り組みなどが挙げられます。

 

・持続可能な社会に貢献する個人の消費活動とは

持続可能な社会に貢献する個人の消費活動は、上記で述べたようなサステナブルな商品の選択やエネルギーの節約、廃棄物の適切な処理などを意識した行動を指します。個人は、自身の消費行動を通じて環境への負荷を軽減することができます。マイバッグやマイカトラリーの使用、省エネ家電の選択、リユースやリサイクル製品の選択、ゴミを減らすライフスタイルなど、できるところから始めていくことが良いでしょう。

 

・まとめ

サステナブルな商品を使うことで、環境や社会への負荷をできるだけ抑え、持続可能な開発を促進することができます。これらに対する企業の活動は製品やサービスの持続可能性を向上させるだけでなく、地域社会への貢献に繋がり、個人の消費活動もサステナブルな商品の選択やエネルギーの節約などを通じて、持続可能な社会の実現に貢献することができます。企業と個人の双方が積極的な取り組みを行うことが重要です。

 

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