異文化紹介 ~インターン生から見た日本と出身国(オーストラリア編)~

異文化紹介 ~インターン生から見た日本と出身国(オーストラリア編)~

異文化紹介 ~インターン生から見た日本と出身国(オーストラリア編)~

オーストラリアはどんな国?

国土: 7,692,024 ㎡(日本の約20倍、アラスカを除くアメリカ大陸とほぼ同じ面積)

人口: 約2,575万人

言語: 英語

宗教: キリスト教52%、無宗教30%(出典:2016年国勢調査)

 

オーストラリアの歴史

約6万年前から、オーストラリア大陸には先住民アボリジニが居住していたと言われています。18世紀、イギリスは本土から多くの囚人をオーストラリアへ流刑し、囚人は土地開拓のための過酷な労働を余儀なくされました。19世紀半ばになるとイギリスからの流刑は廃止され、イギリス式議会制による州ごとの自治が始まりました。同時期に、ニューサウスウェールズ州とビクトリア州で金鉱脈が発見され、ゴールドラッシュが起こり世界中から移民が押し寄せ人口が急激に増加しました。1901年1月1日にイギリス議会によりオーストラリア連邦が建国されました。現在のオーストラリアは、200を超える国や地域からの移民が暮らしており、移民がオーストラリアの人口の半分以上を占めています。

 

オーストラリアの食文化

代表的な料理にはビーフパイやフィッシュアンドチップスなど英国由来のものが多く見受けられますが、それ以外にも、中東地域や東南アジアなどの移民が持ち込んだ多国籍な料理やスパイスが融合し新しい食文化を生み出しています。

 

-INTERVIEW-

 

学生時代にオーストラリアにバックパッカーとして訪れたことがある広報担当が、よりリアルな部分をオーストラリア出身のインターン生に聞いてみました!

 

-オーストラリアを訪れた際、広大な自然とカンガルーやコアラなどの様々な動物が近郊で見られました。実際オーストラリアに住んでいる方からしたらそのような光景はやはり身近なのでしょうか?-

 

 

ニコラスさん:私は、ゴールドコーストのサーファーズパラダイスに住んでいましたが、運転していると10分に1度はカンガルーを見ました。日本にいるカラスのように頻繁に見られます。たまに近所の周りでも日光浴をしながら寝転がっています。野生のコアラに関しては、見たことないですね。あと、私たちはコカトゥーと呼んでいますが、白いオウムもよく見られます!

 

-シドニーやゴールドコースト、ケアンズなどオーストラリアの主要都市はどこも素敵なビーチがたくさんありますよね!平日からビーチでのんびり日光浴や海水浴を楽しまれている方々が見受けられました。オーストラリア人の休みの過ごし方についてお伺いしたいです。-

 

ニコラスさん:文化的に毎日が休みのような感覚なんです。次の日仕事があっても気軽に海へ行き、学生も放課後はボールやサーフボードを取りに家へ一度戻って、路面電車に乗り海に行きます。

また、自由な働き方をしている方も多く、1日4時間程しか働かない人も中にはいます。海は基本的にいつも人でいっぱいですね(笑)

 

-これぞオーストラリア!オーストラリア人が愛してやまないものを教えてください。-

 

ニコラスさん:「休み」ですかね(笑)イギリスの休みやボクシングデー、海の日などオーストラリア自体には関係ない祝日も多く見受けられます。日本も同様に国民休日は多いように感じます。オリンピック期間は午前中、学校が休みになることもありました。

 

-近年オーストラリアにワーキングホリデーへ行く方は年間約1万人にも上るとされるほど人気な国ですが、ニコラスさんはなぜ日本で働こうと思いましたか?-

 

ニコラスさん:個人的な意見ですが、オーストラリアにいるととてもルーズな気持ちになり、何かにおいてコンペティティブになりにくい環境があると感じています。若いうちに頑張れるだけ頑張りたいという気持ちと、適当に働いて適当に生きるのではなく、頑張って働いて楽しく生きる方が良いと考えています。

例えば、オーストラリアでは最終学歴が中卒でブルーカラーの職業についたとしても、年収600万円以上、日本の平均年収以上稼げます。どんな道を選んでも十分な暮らしができるほど稼げてしまうので皆の意識が低くなる傾向にあります。そのようなことから、私自身、コンペティティブになれる環境に身を置きたく日本での就職を決意しました。

 

-世界で住みやすい国にランクインされることが多い日本とオーストラリアですが、ニコラスさんから見て実際に住みやすいと感じるのはどちらですか?-

 

ニコラスさん:個人的にはオーストラリアです。

オーストラリアは経済的にとても裕福なので国民から余裕がとても感じられます。電車で隣に座っている人と友達にすぐなれますし、知らない人に対して誰もがとてもフレンドリーです。それはやはり国の余裕が国民にも影響しているのだと感じます。一方、日本は経済的にオーストラリアほど裕福ではありませんが、電車があまり遅れないところや、インフラが都市部に限らず地方でも整っているところが大変素敵だなと感じます。オーストラリアは基本的にどこも車移動なので、渋滞がとても問題になっています。

 

-ZEAL.TEAMでは様々な国籍の人々が働いていますが、外国籍スタッフの採用にまだまだ力を入れています。ダイバーシティを活かす環境を作るためにどんなことが必要だと思いますか?-

 

ニコラスさん:チーム内にダイバーシティを活かす環境作りは重要だと考えています。その上で先輩、後輩という上下関係のもと意見を区別するのではなく、それぞれの意見を聞き入れる必要があると感じます。また、皆が同じ仕事を担当するよりは、同じ仕事の中でもそれぞれが自分の専門を見つけ、才能を存分に活かせるようなチーム作りも大切だと思います。

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ニコラスさんありがとうございました。

ZEAL.TEAMでは現在24年卒新卒対象者の採用活動を進めております。

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