カーボンニュートラルの実現にむけて~トラック運送業界の取り組み~

カーボンニュートラルの実現にむけて~トラック運送業界の取り組み~

カーボンニュートラルの実現にむけて~トラック運送業界の取り組み~

2020年10月、政府は、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを目指すカーボンニュートラルを宣言しました。

 

これは、二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から植林、竹林管理等による「吸収量」を差し引いた合計を実質的にゼロにすることを意味しています。

 

商用車リユース事業を行う企業として、カーボンニュートラルの実現にむけて、私たちができることをテーマに、今回はトラック運送業界の取り組みをご紹介いたします。

 

 

【トラック運送業界の取り組み】

 

温室効果ガスのうちもっとも多く排出されるCO2は、運送事業を行ううえで、トラックをつくる時、荷物を積んで走る時、廃車の時に排出されています。

 

しかし、私たちの暮らしを支える物流において、トラックの運行を止めることはできません。

 

全日本トラック協会は、さまざまな工夫と努力によってCO2排出量を減らそうと、2030年度にトラック業界全体で「カーボンニュートラル」を目指すため、「トラック運送業界の環境ビジョン2030」を策定しています。

 

≪運送事業を推進するうえでの取り組み≫

 

・環境性能に優れたトラックの導入

・エコドライブの推進

・輸送効率化の推進 など。

 

≪運送事業以外での取り組み≫

 

・事業所などでの節電

・WEB会議活用による出張回数の低減

・植林事業 など。

 

≪その他取り組み≫

 

・廃棄物の削減

・資源リサイクルの推進

・騒音対策 など。

 

※全日本トラック協会「トラック運送業界の環境ビジョン2030」より

 

これらの施策をもとに、「2030年のCO2排出原単位を2005年度比で31%削減する」という明確な目標を掲げています。

 

景気や経済などに左右されるトラック運送業において、運送量をコントロールすることはできないため、運送量あたりの燃料の使用量(=CO2排出原単位)をエコドライブや輸送の効率化などにより削減していこうとしています。

 

EVトラックの導入をはじめ、最近では、佐川急便と日本郵便によるフェリーを活用した共同輸送の開始といった、協業により配送を効率化し、CO2の削減だけでなくドライバーの負担も減らそうといった企業の取り組みも見受けられます。

 

トラック運送業界は、私たちの暮らしに欠かせない物流を止めることなく、それぞれの企業が様々な工夫をしてカーボンニュートラルの実現にむけた取り組みを行っています。

 

今回はカーボンニュートラルの実現にむけてトラック運送業界の取り組みをご紹介いたしました。

 

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