採用プロセス中にダイバーシティを促進する方法

現代では少子高齢化に伴う労働力不足が深刻化し、新卒・中途採用を問わず売り手市場が進んでいる中

世界を視野にミッションを掲げるZEAL.TEAMは、ダイバーシティ推進の元、女性雇用にも力を入れており、新たな採用ターゲットとして外国人採用があります。外国人人材は、スキルアップの意欲も非常に高く、語学力も高い人材が多いです。

現在、中心地である東京本社には６名の外国人スタッフが在籍しています。

弊社の海外事業に興味・関心を持つ学生さんが年々増加している中、ZEAL. TEAMニュースの「ダイバーシティ」カテゴリーにて、フィリピン支社の社員や外国人のスタッフからの記事も多くなってきました。

今回は、人事部の採用担当のインタビューを通じて、ZEAL. TEAMでは実際にどのように採用プロセス中に、ダイバーシティを促進しているかについて紹介いたします。

－INTERVIEW－

人事部　新卒採用サイト　担当者
大部　将也　氏

ZEAL. TEAMにとって、ダイバーシティとはなんですか？

「IT技術の躍進とSNSの普及などによって、人と人が繋がりやすくなっている今、世界中でコミュニケーションが活発に行なわれています。
世界で起きている問題は日本の問題とも捉えて、自分たちで何ができるかを常に考えていく必要性があると感じます。そこで、グローバル人材達のグローバルな考えを受け入れることは重要であり、そしてダイバーシティ推進において国籍、性別、年齢問わず多様性を認めることが、世界の発展に貢献していくことにつながると思っています。」

ダイバーシティを念頭に置いて、どのように採用活動ができますか？

「雇用の意識が変わりつつある今、採用にチャンスしかないと思っています。入社志望者それぞれの考え方や価値観に違いがあるように、皆それぞれモチベーションや能力も違います。
就職志望者の方は、自分の強み(採用するメリット)を伝えることができれば、誰にでも可能性があると考えています。」

今まで実現したダイバーシティに基づく人事施策について

「欧米やヨーロッパに比べると、女性の役職在職率はさほど高い数値を表しているわけでもなく、女性が働く環境が整っているとは言いがたい現状が、日本の職場ではないでしょうか？しかし、弊社では、女性活躍推進プロジェクトを2018年に発足し、女性社員によって「女性が働きやすい社会にするにはどうすればいいのか」を考え、制度や新しい施策を常に考えています。中でも、2019年に制定した女性限定の特別休暇である「F休」は、多くの女性社員が使用しています。」

ダイバーシティのメリットと期待

「一つ目は、優秀な人材を確保でき、社員ひとりひとりの価値観が広がることです。昨今では、IT・グローバル化が進み、企業のパフォーマンスを高めることが求められています。その為には、高度な知識やスキルを持つ人材が常に求められており、世界的に有能な人材獲得の争奪戦が行われているのです。企業が優秀な人材を確保するためには、採用の対象層の拡大が何よりも重要であり、採用することによって、弊社を含め企業のパフォーマンスは、確実にレベルアップするでしょう。
二つ目は、市場においての有利性です。多様化する消費者・顧客の嗜好・思考・価値観など、あらゆるニーズに対して営業・マーケティングをはじめとして多様な資質を有する社員は、業務遂行するうえで迅速かつ的確に対応しやすいと言えるでしょう。
三つ目は、社員それぞれの業務において創造性・革新性の向上が挙げられます。」

これらは、企業にとって、長期的に大きな影響を与える可能性のある、今日始められる小さなことのほんの一部です。面接プロセスを再考して、採用活動と人材育成活動を包括的に捉えるためのほんの数例です。それらに成長の余地があることを認識し、改善するための措置を講じることは、ZEAL.TEAMが焦点を当てたい重要なことです。

ダイバーシティ推進を進めていく企業様も多くなってきている昨今ですが、長年に渡り弊社のために力を尽くしてくれているスタッフに感謝をすると共に、お互いの文化を認め合いながら、更なるシナジー効果を生み出せることを期待しています。

今後グローバルに事業展開を行う中で、今後も積極的に多様なスタッフの採用を進めて参ります。